2010.08.03 3回戦 矢板中央高校(栃木県代表)(3-1) ☆ 沖縄県うるま市具志川多種目球技場B(天然芝)
インターハイの8強進出は埼玉勢としては12年ぶり
動画にリンクします:インハイ7矢板中央
勝手ですが試合の様子を、白髭隆幸さんのブログから転載させていただきます。
(1年365日、スポーツを追い続ける現役スポーツジャーナリストが、あらゆるスポーツを様々な視点で現場からレポートします。AJPS Web Siteで5年間連載した名物コラムの続編。)
http://zanmai.blog.so-net.ne.jp/archive/201008-3
第2試合は、栃木県代表で1回戦を松商学園(長野県)に2-1、2回戦を奈良育英を3-1で破った矢板中央vs.1回戦で開志JSC(新潟県)を3-0、2回戦で尚志(福島県)を1-0で破った西武台(埼玉県第1)の対戦になりました。
矢板中央の先発は、GK三浦(3)。DF水戸(3)、遠藤(2)、山越(2)、阿久津(3)。MF島野(3)、渡辺裕紀(3)のダブルボランチ、トップ下が阿部(3)。FW堀井(3)、石井(2)、中田(3)。4:3:3の布陣です。
対する西武台のスタメンは、GK小澤(3)。DF澤本(3)、町山(3)、山崎(3)、大迫(3)。MF松本(3)、末松(3)のダブルボランチ、右翼が中村(3)、左翼が阿部(3)。FW佐々木(3)、清水(3)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
正午、竹田明弘レフェリーの笛で矢板中央のキックオフで試合開始。
試合は矢板中央ペースで始まりましたが、西武台のスピードある2トップの力が矢板中央DFの力を凌駕、あっさり先制ゴールが生まれます。
15分、中村のパスを受けた佐々木がドリブルで突破、矢板中央GK三浦と1対1になりシュート。先制ゴールが生まれました。
23分にも澤本のロングフィードを受けた佐々木が抜け出しゴール。このあたり矢板中央のセーフティーの意識の低さが気になります。1点をリードされ前がかりになった矢板中央。完全に裏を取られました。
矢板中央は、中田を前線に張りつけたい所でしたが、オープンに開き過ぎたり、ボールが入らないためひき気味になったため、ボールの納まり所がありません。シュート8本でしたが、ほとんど得点機はなし。
前半15分にCB遠藤を左肩脱臼で欠いたのも痛かったと思います(田畑=2年と交替)。
前半1分9秒のアデショナルタイムで終了。
後半、態勢を建て直したい矢板中央でしたが、開始早々にカウンターアタックを食らい、DFが反則で西武台の選手を止めPKを与えたのが、試合の方向を決めてしまいました。西武台の清水がPKを決め、0-3。試合は、ほぼ決まってしまいました。
それでも矢板中央は試合を諦めませんでした。後半8分、FW石井を渡辺光(3)に交替。トップ下の阿部を左翼に回し、渡辺光をMF右翼に。中盤ボックスの4:4:2、2トップにシフトチェンジ。
直後、左から崩し中田のパスを受けた堀越がクロス、最後は中田が決めて1-3、2点差にします。
後半11分には、MF島野を金子に交替。リフレッシュさせて、ますます攻撃に専念します。
ようやく20分、西武台の守屋監督が動きます。MF中村を平野に交替。
26分、矢板中央は最後の4枚目のカード(高校総体は4人まで選手を交替出来る)を切りました。MF阿部をツヅ(虫へんに累)良に交替。
最後まで矢板中央は攻め込みますが、西武台も必死の防御。35分に西武台はFW佐々木を岡田(3)に交替。アデショナルタイム2分19秒、竹田レフェリーはタイムアップの笛を吹きました。
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